「なぜ波は起こるの?」海に波が起きる2つの原因が何か分かりますか?

「なぜ波は起こるの?」海に波が起きる2つの原因が何か分かりますか?

浜辺には絶えず寄せては返す波が打ち寄せています。海にはなぜ波が発生するのかを説明します。

リゾート地で聞く心地の良い波の音。一方で、人を恐怖に陥れる荒波。人間は古くから「波」という身近な自然現象と共に生きてきました。

そんな波が起きるメカニズムを、大人のあなたはちゃんと知っていますか?
いつでも愛する我が子に質問されても答えれるように説明していきます。


結論:波は主に「風」と「潮の満ち引き(潮汐)」で発生する

波が起きる要因には様々ありますが、大きく分けて「風」と「潮の満ち引き(潮汐 ちょうせき)」という2つの自然現象によって引き起こされます。他にも地震や海底の噴火など、海の水を動かす原因は他にもありますが、大きく分けると常に発生している風と潮の満ち引きということになるでしょう。

海上に吹き付ける風が、水面を動かす。
干潮・満潮で海面が上下に動く。


これらが作用し波が引き起こされるのです。

暴風が吹く荒れた天候の時には、波は大きくうねります。風が大きく作用するからです。
一方で、潮の満干は「月の引力」によって引き起こされます。
地球の周囲を公転する月が近づいた海面は、月が発生させる引力によって海面が引き上げられて、月が離れると引き下がります。
この海面の動きにより波が発生します。

そもそもなぜ風が発生するのか?という疑問には以下の記事をご覧ください。

同じくなぜ潮が満ち引きするのか?という疑問には以下の記事をご覧ください。

波が発生する理由まとめ

  • 海が風を受けることによって発生する
  • 潮の満ち引きにより海面が上下することで発生する
  • その他、海底の噴火や地震などの影響でも発生する

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